保護猫、保護犬に対する無料避妊去勢手術

動物医療センター・ALOHA、あそう動物病院では数年前まで年間100匹の野良猫の無料TNRを実施していましたが、猫のSFTS感染が増加してきたため、スタッフの安全を最優先してTNR活動への協力を中止していました。
そしてその代わりとして月に1回の院内での譲渡会などの協力をしてきました。
しかし病院として保護された猫や犬の譲渡活動に対してさらになにかしらのお手伝いができないか院内で議論した結果、愛護団体さんや愛護センターから譲渡された子達に対しての避妊去勢手術を無料で行うことにしました。
多くの子はすでに避妊去勢手術を修了した状態で譲渡されることも多いと思いますので、それほどたくさんの協力にはならないかと思いますが、病院として、保護猫や保護犬を飼う人が少しでも増えて欲しいという願いから、少しでもお力になれればと思っています。
この無料の避妊去勢手術を行うにあたっていくつかのルールがあります。
このルールを確認していただき、当てはまる方は病院にご連絡いただき、ご予約をとってください。
手術はいわゆるTNRとは異なり、麻酔前検査も実施して、通常の手術と同様の手術を実施し、耳のカットも行いません。
【無料避妊去勢手術のルール】
①愛護団体さんや愛護センターからの譲渡証明書(譲渡契約書、誓約書)などの保護猫、保護犬という証明書になるものをもっている
②去勢、避妊手術が実施されていない
③飼い猫、飼い犬であり、室内飼育されている
④譲渡されて1年以内である
⑤適切な予防がされている(猫の場合は混合ワクチン、犬の場合は混合ワクチン、狂犬病、フィラリア)
愛護団体さんからの直接のご依頼(まだ譲渡先が決まっていない動物に対しての)に関しては、状況によりますので、個別にお問い合わせください