2009.12.02(水)
先日椎間板ヘルニアの手術をしたM・ダックスのココちゃん。今日はリハビリで来院です。
ココちゃんはグレード4の椎間板ヘルニアでCT検査と手術を行いました。術後の回復が少し遅くて、術後一週間の退院時に、まだ自分で立つことができなかったんですが(ほとんどの子は退院の時に自分で立つところまで回復していることが多いんですが)、術後2週間の今日はかなり神経学的に回復してきていて、プールの中では自分で歩行可能でした(^_^)。
歩けるようになるのはもうすぐですね。
ココちゃんは、入院してすぐは、病院が怖かったのか、なかなか病院スタッフに心を開いてくれませんでした。でも、時間があるたびに僕がだっこしたり、みんなが声をかけてくれたおかげで、入院4日目くらいからとってもフレンドリーになってくれました。今日も僕の顔を見ると、一目散にかけてきてくれました。お〜覚えてくれてたんか〜。ほんと、うれしいです(T_T)。こういう動物と心をかよわせる事って、リハビリにはとっても大切ですね。リハビリ中も僕の歩く方にプールの中で動き回っていました。個人的には、ココちゃんを回復させたのは、僕の「抱っこ療法」だと自負しています。
椎間板ヘルニアの手術後の成績が非常にいいのも、CTの検査や手術手技もあるとは思いますが、こういう部分も大切だと思っています。
2009.11.24(火)
先日、胃捻転で来院したアイスちゃん。なんと16才です。
アイスちゃんは夜中に急に苦しみだしたと言うことで急患で来院されました。かなり苦しそうで、立つこともできない状態でした。
腹部の膨満と嘔吐しようとしても何も出ないという胃捻転特有の症状がありましたので、レントゲンの検査を行うと、やはり胃捻転を起こしていました。
胃捻転は待ったなしの病気ですから、すぐに緊急手術です。開腹をすると、胃はぱんぱんにふくれあがり、捻転による血行障害で一部は赤紫色に変色していました。脾臓の摘出と捻転の整復、そして再発を防ぐために胃の固定を行い、胃チューブを入れて手術を終えました。
16才という年齢、さらに胃捻転という病気の性格から、もしかしたら厳しい結果があるかもしれませんと飼い主さんにはお話ししていましたが、アイスちゃんは順調に回復し、食事も食べれるようになってきました。ただ、とても元気にはなったのですが、16才という年齢からか、術後足腰が非常に弱くなり、このままだと寝たきりになってしまうのではないかという状態でした。
そこで、リハビリテーションを治療に平行して行うことにしました。はじめはなかなか自分で立つこともできないくらいでしたが、スタッフのがんばりと、もちろんアイスちゃんのがんばりもあって、自分で立てたり、少しですが散歩も行けるようになりました。
本当に、人と同じなんだな〜とつくづく思いました。せっかく病気が治っても、寝たきりになってしまっては、生活の質が著しく低下してしまいます。今回は治療がうまくいってアイスちゃんが元気になってくれた喜びも当然大きいんですが、それ以上にリハビリの大切さや有効性をアイスちゃんのおかげで再認識することができました。
病気だけを治すのではなく、生活の質も含めた、その子を治してあげなければいけないんだとスタッフみんな考えたと思います。
今日は、先日椎間板ヘルニアの手術をしたココちゃんも退院です。ココちゃんも神経学的にはかなり回復してきていますが、もう少しリハビリがんばろうね。
2009.11.12(木)
最近なんとなく食欲がないということで来院したヨーキーのアル君。食欲がないと言っても、与えた食事を全部食べるのですが、いつもの勢いがないと言うことでした。
でも、飼い主さんにはもう一つ気になることがありました。それは数週間前にアル君が串を飲み込んだ可能性があるからです。
そこで、念のためにレントゲンを撮影してみましたが、レントゲンには大きな異常は認められませんでした。
飼い主さんは非常に心配されており、積極的な検査を希望されましたので、CTを撮影することになりました。
そしてCTを撮影してみると・・・見事に胃の中いっぱいにある串が映し出されました。また、その串の一部は胃を貫通して、数センチ胃の外に出ていることもわかります。こういう状態であれば内視鏡で取るのは難しくなりますので、開腹手術で串を取り出しました。
串はCTで写ったとおり、胃から数センチ飛び出していました。幸い肝臓や脾臓に刺さってはいませんでしたので、大事にならずにすみました。
このようにCTもレントゲンを同じX線ですが、CTはレントゲンに比べて、格段に多くの情報を得ることが出来ます。そのため、お腹のなかの腫瘍であれば、どこから由来の腫瘍かということや、周囲の臓器の癒着具合など、またレントゲンには写らない肺転移などもCTなら発見する確率は格段に上がります。
なんでもかんでもCT検査という訳ではありませんが、有効に使うことで、非常にたくさんの情報を得ることができる器械です。
でも、アル君・・・食いしん坊のせいで、大変な事になるところでした。これでまたいつものようにおいしく食事ができるね。
2009.10.25(日)
今までも何度かブログに書いた気がするのですが、みなさんバベシアという病気をご存じですか?
バベシアはマダニによって媒介される(バベシアをもったマダニに吸血される際に感染します)病気で、赤血球に感染する原虫です。このバベシアに感染すると、貧血や発熱、血小板減少症など様々な病気を引き起こし、場合によっては死亡することもある怖い病気です。
今年の秋はこのバベシアが例年に比べて多く、また発生地域も広がっている気がします。みなさんもマダニには気をつけてあげてくださいね。
今朝一番に急患で来院されたタロー君も、この病気の疑いがあり、いくつか検査を行っていましたので、診察時間がずれ込み、予約で来院してくださった方に大変ご迷惑をおかけしました。
大変申し訳ありませんでした。
写真はリンパ腫で頑張っているチャーちゃんに、これまた頑張って輸血用の血液をくれたうちのタンくんにご褒美のうまうまご飯です。ちょっとピンぼけであまりおいしそうに見えないのが悔しいですが・・・。
内容は「胚芽米ハーブリゾット鮭&有機野菜」+「カンガルーの冷凍フード」+「鹿肉のバロティーヌ」です。
それはもう、おいしそうに10秒で完食です。
タン君 ありがと〜 そして チャーちゃん がんばれ〜\(~0~)/
2009.10.24(土)
最近iPhoneの写真を手軽に加工するソフトで遊んでいます。すごく簡単に写真にいろんな効果をつけれるので、とても楽しいです。なんでもない写真が、結構かわいくなるんですよね。
写真はうちのタンくんです。ワイマラナーなので、結構でかいんですが・・・むちゃくちゃ降参してますね(^_^)




