2010.02.26(金)
いつもは獣医学的なセミナーばかり行くのですが、昨日は「犬の写心家」ホタパパさんに直々にわんこをかわいく撮影するための講習会をしてもらいました。
カメラって、全然分からなくて、すべてオートで撮ってましたが、マニュアルで撮影するっておもしろいんですね。感動しました。
毎日撮りまくって、かわいい写真が撮れるようになりたいです。
これからブログの写真は変わるはず( ̄ー ̄)ニヤリッ
2010.02.19(金)
あそう動物病院とAnimal Care-Hospital ALOHAでは、手術前には基本的に凝固系検査を行っています。
凝固系検査とは、出血をしたときに、血を止める能力(凝固能)がちゃんとあるかどうかを調べる検査です。この凝固能に異常があった場合(たとえば人の血友病の患者さんのように)、ちょっとした出血が止まらずに命を落としてしまうことも考えられるからです。当然、人では手術前に当たり前のように行われる検査です。
しかし、動物病院では、まだこの凝固系の検査を術前検査として行っている病院は非常に少ないのが現状です。たしかに、ほとんどの子はこの凝固系検査に異常がでることはなく、問題なく手術を行うことができます。でも、非常に少ない確率ですが、この凝固系検査に異常がある子がいます。このことに気がつかずに手術を行うと、場合によっては命を落と可能性もあるため、安全に手術を行うためには絶対に必要な検査だと思っています。
仮に1万匹に1匹凝固能に異常があった子がいるとします。その子が手術で止血異常がおこり、死亡してしまった場合、それをその子の体質だからしょうがないという考え方もあるかもしれません。でも、検査を行えば回避できる可能性が高いので体質でかたづけてしまうのはどうかと思っています。当然、凝固系の検査を行う検査費用を飼い主さんに負担していただくことにはなるのですが、安全に手術を行うためにご理解いただければと思います。
先日避妊手術と乳歯抜歯で来院したラブちゃん。術前の凝固系検査でPTという項目が延長していました。再検査をしても同じく延長していたため、手術を延期し、1週間の間ビタミンKを飲ませていただいて、一週間後に再検査しました。でも、ラブちゃんは再検査でもPTが延長していたため、凝固因子(血液を止めるために必要な成分です)の活性を大学で調べてもらったところ、第Ⅶ因子欠乏症だということが分かりました。
凝固系検査を行わずに手術していたら、大変な事になっていたかもしれません。ほんとに良かったです(^_^;)
このような病気は日常生活には何の問題も起こさないことがほとんどですから、いっしょに生活されるには特別な心配はいりません。
ビーグルには比較的多いとされていますので、ビーグルを飼われている患者さんは一度凝固能の検査をしてみるのもいいかもしれませんね。基本的には治療が必要な病気ではありませんが、なにか大きな怪我や手術が必要になったときに、この病気を持っているかどうかを知っておくことは意味のあることだと思います。
2010.02.18(木)
お知らせの所にも書きましたが、あそう動物病院の診察時間を2010年4月から変更いたします。
変更点は水曜日を1日を通して手術日とさせていただき、原則として外来をお受けすることができなくなります。
この決断は非常に悩みました。水曜日の外来をお受けしなくなることで、飼い主さんにはご不便をおかけすることは間違いないからです。
しかし、現在12時〜16時を手術時間にあてていますが、1日に3〜4件の手術を行っており、今のままの診察時間では手術をこなしていくことが難しい状態になっております。
このままではスタッフの負担も大きいだけでなく、日々の疲れやストレスからいい診察や手術が出来なくなってしまう恐れがあります。
僕だけでなく、スタッフ全員がいい精神状態でエネルギッシュに仕事を行うためには、この方法しかないと思い、決断しました。
飼い主の皆様にはご迷惑、ご不便をおかけしますが、ご理解いただければと思います。
2010.01.26(火)
ウンチがなかなか出ず、出てもぺっちゃんこなんですという主訴で来院したラブちゃん。近くの先生のところで直腸の内診をしてもらい、直腸に腫瘍があるのではないかということで、内視鏡の検査をと言うことで紹介でALOHAに来られました。
まずはラブちゃんの直腸を内診してみると・・・確かに大きなものがあって、腸が狭くなっています。ただ、腸の中ではなく、腸の外から押されているように感じたので、飼い主さんに内視鏡の検査ではなく、CT検査をおすすめしました。
CTの結果・・・ラブちゃんの骨盤の中には大きなしこりがあって、それが腸を圧迫してウンチの通りが悪くなっていることが確認されました。
写真がCT検査の画像で、「mass」と書いてあるのがラブちゃんの骨盤腔内にできたしこりで、結腸を矢印のように圧迫しているのがよくわかると思います。
このままでは、もっとウンチが出にくくなってしまい、大変なことになってしまいます。そこで飼い主さんとご相談の上、手術で摘出することになりました。事前にしこりの細胞診の結果、脂肪腫の可能性が高いと思われていましたので、場所的には手術の難しい場所ですが、おそらく切除できると考えていました。ただ、CTで一部癒着があるように見えるのだけが気になっていました。
しかし、手術は問題なく終了しました。
写真は手術後の写真です。骨盤のなかのしこりが無くなって、結腸の圧迫が取れているのがよくわかると思います。
診断はもちろん、手術前に手術の内容などをシュミレーションできるという意味でも、このラブちゃんのような病気にもCTは非常に有効な検査です。
2010.01.13(水)
以前から、何度かご紹介したことがあるInterMedVetの佐藤先生が定期的に病院に来てくれることになりましたので(先輩として、強引にお願いしました(^.^))、佐藤先生による専門外来を始めたいと思います。
といっても、少しの間は2カ月に1回になります。
佐藤先生は様々な病院や大学で診断の難しい循環器疾患、消化器疾患、神経疾患、血液疾患などの診察をされています。
佐藤先生の専門外来は完全予約制で、かかりつけの先生のご紹介を中心に受付いたします。ご希望の方は、かかりつけの先生とご相談の上、ご予約ください。
InterMedVet佐藤内科医による専門外来
| 日時 | 1月28日(木) |
|---|---|
| 場所 | Animal Care-Hospital ALOHA |
もちろん、専門外来をお願いするだけでなく、病院のレベルアップのためのセミナーも毎回行ってもらう予定です。
佐藤先生、朝から夜まですいません。よろしくお願いしますヘ(^o^)/




