みなさん腹腔鏡って聞かれたことがありますか?
人では多くの手術がこの腹腔鏡でおこなわれていますので、ご存じの方も多いと思います。もしかしたらご家族が腹腔鏡を使った手術を受けられたという方もおられるかもしれません。
腹腔鏡では3〜10mmの小さな穴からトロッカーというトンネルの様な器具をとおしてカメラや器具をお腹の中に挿入し、検査や手術をおこなうもので、多くのメリットがあるため、人では多くの手術がこの腹腔鏡でおこなわれています。胃や大腸の検査で内視鏡(いわゆる胃カメラ)という自由に動くカメラを入れて胃や腸の中を観察するのと同じように、腹腔鏡はカメラをお腹の中に入れて、お腹の中の観察や手術、検査を可能にします。
今では消化器内視鏡が当たり前の様に、近い将来、腹腔鏡は決して特殊ではない、あたりまえの治療手段になると思います(ひとではすでになっていますが)。

と、腹腔鏡の説明を簡単に書いた後で、なぜ僕がこの腹腔鏡の手術を始めたかを書きますね。
後でも書きますが、腹腔鏡には傷口が小さくて済むので痛みが少ない、内臓が空気に触れることが少ないので、術後の腸の動きがよく、癒着も少ないなどなどの多くの利点があります。
でも、人と違って身体の小さな動物では、たとえ1つの穴が小さくても3つの穴を開けて手術するのであれば、普通の手術と侵襲(動物に対する負担)はいっしょなのではないか?と正直思っていました。
でも、この手術に興味を持って、多くの病院で見学をさせていただきました。その時に、僕がなんて思ったと思いますか?
「自分の動物なら絶対にこの手術で避妊手術を受けさせたい!」ほんとうに、心からそう思いました。それ程、この手術を受けた動物は従来の手術をした子に比べて、負担が少なく感じたのです。ショックに近い衝撃をこの時受けました。
いわゆる傷の大きさだけでなく、臓器を引っ張らない、臓器が空気に触れないなどの様々な要因があるのでしょう。でも、そういう一つ一つの理論では無く、単純に自分の動物にも受けさせたいこの手術を飼い主のみなさんにも提供したい。その思いだけで、何度も遠方に足を運び、海外にトレーニングに行き、スタッフも研修に行ってもらい、この手術や検査ができるようになりました。


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