犬・猫も腹腔鏡手術を受けられます



あそう動物病院、Animal Care-Hospital ALOHAでは犬や猫の避妊手術に腹腔鏡による手術をおすすめしています。

なぜ、腹腔鏡の手術をおすすめしているかは、「腹腔鏡手術ってどんなもの?」に院長である僕の思いを書いていますので、ぜひ読んでみてください。



腹腔鏡による手術には様々なメリットがありますが、当院で腹腔鏡下での避妊手術を希望される患者様のなかには、ご自身やご家族が腹腔鏡の手術をうけられて、非常に良かったので、この子にも腹腔鏡の手術を受けさせてやりたいという方が結構いらっしゃいます。
それほど、腹腔鏡による手術が低侵襲(負担が少ない)なのをよくご存じだからだと思います。

では腹腔鏡下避妊手術の説明をしたいと思います。


※ここから下には実際の手術映像が出ます、苦手な方は見ないでくださいね。

手術準備

術前検査

これは他の手術も同じですが、全身麻酔をかけての手術なので、麻酔をかける前に全身の状態をチェックします。内容は年齢によって多少違っていて、高齢になるほど、様々な問題が体で起きている可能性があるので、詳しい検査をお願いしています。

血管確保・術前鎮痛

術前検査で異常がなければ、血管内に術中に点滴を行うためのカテーテルを入れます。これは安全に麻酔を行うために必ず必要です。 鎮痛剤も痛みが起きて使うよりも、痛みが起こる前に使用した方が効果的なので、術前に鎮痛薬を投与します。

麻酔前投薬・気管挿管

全身麻酔はガス麻酔で行いますが、ガス麻酔を行うために必要な気管チューブを入れるために、麻酔前投薬を注射し、気管チューブを入れます。気管チューブはすべて滅菌されたものを使用しています。

麻酔開始・モニター装着・毛刈り・消毒

気管チューブが入ったら、ガス麻酔を開始します。すぐに生体モニターを装着し、体の状態をモニタリングします。当院で監視している項目は心電図、血圧、体温、酸素飽和度、終末期呼気炭酸ガス濃度、麻酔ガス濃度です。 モニターを装着して、安定していることが確認されたら、毛刈り、消毒を行います。 腹腔鏡の手術は傷は小さいのですが、毛刈りは通常の避妊手術と同じようにおこないます。

トロッカーの挿入

いよいよ手術に入ります。腹腔鏡下の避妊手術はお腹に小さな穴を開け、そこにトロッカーという器具を入れるためのトンネルの役目をする器具を装着するところから始まります。
トロッカーのサイズにもよりますが、3〜5mm程度の切開をして、トロッカーを装着します。手術の1つの傷が3mmとか5mmなのは、このトロッカーのサイズが傷の大きさになるからです。

その後、気腹と言っておなかの中に炭酸ガスを入れて、お腹を膨らませ、お腹の中に器具などを入れるスペースをつくります。気腹のガスに炭酸ガスを使用するのは、炭酸ガスはもともと体内にもあるガスで、血液に溶け込んだものも、呼吸で自然に体外に排出されるので、安全性が高いためです。

器具の挿入と卵巣・子宮の摘出

鉗子やシーリングシステムを使って、卵巣と子宮を摘出します。もちろん卵巣の血管などはシーリングシステムを使用しますので、体内に縫合糸を残さない手術です。
この時にお腹の中を全体的に見渡して、確認出来るのも腹腔鏡下避妊手術のいいところです。
卵巣と子宮を摘出したら、トロッカーを抜いて、縫合します。
手術にかかる時間は、15〜30分で通常の開腹による避妊手術と変わりません。


 
左の写真はトロッカーから入れた鉗子を使って子宮と卵巣をつまんでいるところです。細かな血管まで拡大されて観察されるのが分かっていただけると思います。


 
子宮を少し上に上げて、卵巣の血管がよく見えるようにポジショニングしています。


 
シーリングシステムを使って、卵巣の血管をシールしながら切断しています。


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