2010.01.05(火)
みなさん、あけましておめでとうございます。
お正月の間、変わったことはありませんでしたか?
変なものを食べたり、食べ過ぎたりもありませんでしたか?
今年のお正月は、大きな病気の診察はなく(猫の尿道結石による尿道閉塞くらいで)、比較的平和でした。
でも、お正月休みが明けた昨日は・・・忙しかったです(T.T)
でも、お休みが明けるまで待っていて下さったんだなと、忙しい中逆に感謝の気持ちで一杯です。
よ〜し、今年もがんばるぞ〜という気持ちがふつふつとわいてきています。年に何度か、自分のテンションが上がりすぎる時があるのですが、今はそのうちの一つです(^.^)
昨日は忙しい診察をこなして、その後今年初めてのスタッフミーティングを行いました。テーマは「今の自分達を見直して、さらに上に」でした。昨年の足りなかった部分、反省しなければいけない部分を見直して、今よりもっと動物の事を考えた、そして飼い主の皆さんに喜んで頂ける病院を目指します。ミーティングが終わったのは夜の11時でしたが、スタッフのみんなが集中して、とてもいいミーティングができました。
ミーティングの中で、今年の目標をいくつか決めました。その内容は・・・ひみつです。でも、心の中は熱く燃えています。
個人的にもいくつか自分に今年の目標を課しています。院長という雑用の多い立場ですが、それよりも獣医師としてもっともっと成長したいと思います。
先日から始まった龍馬伝。みなさん、ごらんになりましたか?
この龍馬伝の中に、三毛猫が出たのを気がつかれましたjか?
この子はハンナちゃんという猫で、実は少し前までひどい口内炎で食事もままならないほど口に痛みを抱えていました。飼い主さんには、現在猫の口内炎の治療で最も効果的と言われている全額抜歯をおすすめしました。ハンナちゃんは全額抜歯を行い、口内炎の痛みがうそのようによくなり、ばくばくごはんが食べれるようになりました。
先日、飼い主さんからハンナちゃんがすごく良くなって、龍馬伝にでるんですという話しを聞いたときにとても嬉しかったんですが、実際にテレビでハンナちゃんがふっくらした姿で写っているのをみると、何とも言えない喜びを感じました。自分のしている仕事が少しでも動物たちや、飼い主さんに役に立っているんだと感じる瞬間でした。この仕事をしていて、なによりもうれしい瞬間です。
新年そうそう、喜びを感じることが出来て、今年もがんばれそうです。
今年もあそう動物病院 および Animal Care-Hospital ALOHAをよろしくお願いします。
2009.12.31(木)
あそう動物病院は昨日の午前中で、ALOHAは今日の午前中で今年の診察を終了しました。
今日は本来は午前中だけの診察の予定でしたが、急患の患者さんも来院されたため、診察が終了したのは午後2時、その後に内視鏡での異物の摘出が2件ありましたから、すべての診察が終了したのは3時でした。
今日は獣医師が少なかったため、予約頂いた患者さんにもお待ち頂き、ほんとうに申し訳ありませんでした。
今年はALOHAの開院があり、本当に慌ただしい1年でした。飼い主の皆様にも、大変ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
来年は今年の反省を踏まえ、より皆様に喜んで頂ける動物病院を目指していきたいと思います。
来年もあそう動物病院とAnimal Care-Hospital ALOHAをよろしくお願いします。
今年最後のプレゼントは先週椎間板ヘルニアの手術をしたダックスのリキ君。グレード4の椎間板ヘルニアで、今日で手術して5日目ですが、今日の午後にはかなり長い距離を自分で歩行することが出来ました。何度経験しても、この瞬間は嬉しいですねえ(^.^)。
1月1日〜3日はお休みをいただいておりますが、あそう動物病院は午前中のみ獣医師が待機しています。診察をご希望される方は必ず、お電話でご確認の上、ご来院下さい。
2009.12.29(火)
IBD(炎症性腸疾患)という病気をご存じですか?
6ヶ月も下痢が止まらないという主訴で来院されたリキちゃん、まだ1歳の柴犬です。リキちゃんは今まで別の病院でずっと治療を受けていたと言うことでしたが、どんな薬を使っても全く下痢が止まらないと言うことでした。
このような場合、慢性下痢と言うことになりますから、炎症性腸疾患やリンパ管拡張症、膵外分泌不全、リンパ腫、食物過敏症など様々な慢性下痢を起こす病気を考えていかなければいけません。
リキちゃんの場合、今までの治療経過などから考えて、まず飼い主さんに内視鏡下での腸の生検を提案しました。半年間も下痢が続く事に飼い主さんもなんとかしてあげたいと思われていましたので、すぐに生検に同意していただきました。内視鏡で十二指腸、胃、結腸をあわせて20カ所程度生検し、組織検査に出しました。組織検査の結果、リキちゃんは重度のリンパ球形質細胞性腸炎と診断されました。
リキちゃんは食事療法と腸内細菌のコントロールである程度は症状が改善しましたが、まだ少し便の回数が多いと言うことで、先日からステロイドの投与を開始しました。あとはステロイドの量を減量しながらコントロールしていかなければいけません。
症状の程度は様々ですが、炎症性腸疾患は意外に多い病気です。診断は生検でしかできませんので、慢性的な嘔吐や下痢を起こしている子は内視鏡での生検を主治医の先生に相談してみてあげてくださいね。
関連タグ:IBD 炎症性腸疾患 リンパ球形質細胞性腸炎
2009.12.28(月)
なんか、久しぶりのブログです。
前に書いたのがDr.Nicholsのセミナーの時ですから、3週間ぶりくらいのブログですね。
ブログに書くことはたくさんあるのですが、この2〜3週間は非常に忙しく、また重傷の子を見る機会が多くて、なかなかMacに向かう時間が取れませんでした。
先日から入院しているメキシカンへアレスのジェロニモ君。すごく珍しい犬種です。2日前からの嘔吐を主訴に来院されたのですが、エコーで腸閉塞像が認められ、白血球、CRPの上昇から腹膜炎の併発も疑われたため、緊急手術を行いました。腸閉塞を起こしていたものは靴下だったのですが、閉塞している部分の腸はすでに壊死(くさってしまうこと)しており、非常に広範囲の癒着を起こしていました、また、事前に血液検査で予想していたとおり、腸が壊死、穿孔することで腹膜炎を起こし、お腹の中には膿汁がたまっていました。癒着を丁寧にはがし、壊死した部分の腸管を切除して吻合(つなぎあわせること)しました。大網や脾臓と重度の癒着があり、汚染もひどかったため、腸管の切除、吻合と併せて、大網と脾臓の摘出も行い、腹腔内を洗浄してドレーンを装着して手術を終えました。腹膜炎のコントロールも順調で2日目にはドレーンを抜くことができ、明日には退院できそうです。でも、ジェロニモ君はこの靴下を少し前に食べてしまったということでした。きっと胃内にあって、何かのきっかけで流れて腸閉塞を起こしたのでしょう。もし、その食べたときに診察をしていたら、内視鏡で取り出すだけですんだかもしれません。
年末や年始など、異物や骨付き肉などによる食道梗塞や腸閉塞が毎年のようにあります。気をつけてあげて下さいね。
ALOHAは12月31日午前中まで診察していますし、1月1日〜3日はあそう動物病院には午前中のみ獣医師が待機しております。急患の場合はご連絡下さい。
写真はクリスマスにうちのプーちゃんとタン君にあげたクリスマスケーキです。僕も一口もらいましたが、チーズの味が濃厚でした。2匹とも、すごくおいしそうに食べていました。
2009.12.09(水)
昨日は福岡までDr.Rhett Nicholsの動物内分泌学ー診断と治療の最新知見ーのセミナーに参加してきました。セミナーは12月8日、9日と二日間にわたって行われるのですが、僕は今日の9日にアイチェックで眼科の専門の先生をお迎えしなければいけませんので、8日だけ参加し、9日は田内先生にバトンタッチで参加してもらいました。
参加者もいつもよりもかなり多かったのも、Nichols先生の知名度とセミナーへの期待感のあらわれでしょう。
その期待通りのおもしろいセミナーでした。動物の内分泌疾患にはクッシング症候群、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、糖尿病など日頃から診察で接することの多い病気がたくさんあります。今回セミナーで学んだ内容は明日からでも診察にいかすことができそうです。




