病院日記

2012.01.09(月)

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年もあそう動物病院、Animal Care-Hospital ALOHAをよろしくお願いします。
あそう動物病院は1月4日より、Animal Care-Hospital ALOHAは1月5日より通常通りの診察をおこなっております。

さて、1月7日に佐藤先生、森看護士と獣医再生医療研究会に参加してきました。この分野はまだまだこれからの分野ですが、非常に熱い分野です。
学会にも多くの先生が参加されていました。そのなかで、全国10病院から再生医療、細胞治療(主に活性化リンパ球療法)について報告があったのですが、当院もその中の1病院として発表してきました。急遽スライドが必要になったり、診察が忙しかったりで十分な準備ができず、久々に緊張しました(やっぱりちゃんと準備しないといけませんね)。
でも、他の病院の発表を聞いたり、何人かの先生とお知り合いになれたりと、とても有意義な学会でした。
この再生医療、細胞治療をおこなっている病院はまだまだ少ないですが、この治療は間違いなく多くの患者さんや動物たちのためになると改めて実感しました。


投稿者:院長


2011.12.25(日)

今日はクリスマスイブですね(すでに0時を過ぎてクリスマスになっていますが)。
みなさんは、どんなクリスマスを過ごしていますか?
大切な人、大切なわんこ、大切なにゃんと楽しいクリスマスを過ごされている事と思います。


 
うちもタン君とHulaにケーキを買って、家族と一緒に食べました(もちろん、人は人用のケーキです)。本人達もただならぬ雰囲気を感じるのか、ケーキを準備する前からソワソワ。よくわかるんですね。
ケーキを前に記念撮影をすると、よくわかりすぎていつも以上に背筋が伸びるタン君と、どうしていいかわからずに「無」の表情のHulaです。


 
この子もきっと楽しいクリスマスを過ごしていることでしょう。
先日PDA(動脈管開存症)の手術をしたミルクちゃんです。
ブログに載せますとお話ししておきながら、遅くなってしまいました。
ミルクちゃん、楽しいクリスマスだったよね?


幸せを感じる時って、きっと人それぞれなんだと思いますが、ソファーで座っていると、そばに来て座って僕の足をまくらにして寝るタン君やおもちゃ箱からおもちゃを探して遊んでいるHula、小さな箱に一生懸命入ろうとするチャー君・・・動物たちと生活していると、こういう小さな幸せがいっぱい、いっぱい、いっぱいですよね。本当にかけがえのないパートナーです(^.^)



投稿者:院長


2011.12.04(日)

今年も恒例のあそう動物病院、Animal Care-Hospital ALOHAのイルミネーションが点灯開始しました。
Animal Care-Hospital ALOHAのイルミネーションは、少しイメージを変えて、ケヤキの木についているイルミネーションの色が今までの青い色から、やや薄い水色と白の二色にしました。あそう動物病院のほうも、デザインを少し変えています。ぜひ、ごらんになって下さいね。


病院の方は、入院の子が多く、毎日スタッフみんな遅くまでがんばってくれています。本当にありがたいことです。僕もここ2週間、休みなしで手術、診察をしています。
インスリノーマや前立腺膿瘍による腹膜炎、レプトスピラによる急性腎不全、消化管腫瘍の破裂による腹膜炎・・・重症の子ばかりです。とくにレプトスピラの子は、急性腎不全で尿がまったく作られていない無尿の状態で、尿が出るまでの間、血液透析で維持しています。もうすぐ自分で尿が作れるようになってくれると信じています。透析中スタッフがつきっきりになるので、その間診察の流れが少し悪くなっています。ご迷惑をおかけしますが、ご理解頂ければと思います。
そういえば先日破折(歯が折れる)で来院されたコーギーのファルコン君。1年半前にも破折で来院されたのですが、その時の術前検査で偶然低血糖が認められ、精査の結果インスリノーマということがわかり、手術で摘出しています。あれから1年半、主治医の先生のもとで定期健診していただいていますが、絶好調のようです。今回も別の歯が破折して来院され、歯の処置にあわせて検査してみましたが、大きな異常は認められませんでした。1年半ぶりに元気なファルコン君に会えて、うれしかったです。でも、破折しすぎです(^_^;)気をつけて下さいね。




最後にちょっと宣伝ですが(^_^;)、Animal Care-Hospital ALOHAに併設しているHolisticShop Queseraseraではショッピングサイトを開設しました。手作り食の食材やおやつ、おもちゃ、ウェアーなどショップスタッフが選んだ楽しい商品が一杯です。ぜひ、Queseraseraのサイトにも遊びに来て下さいね。


関連タグ イルミネーション インスリノーマ レプトスピラ 血液透析 

投稿者:院長


2011.10.25(火)

急に肌寒くなってきていますが、みなさん風邪などひいてないでしょうか?
僕は少し風邪気味ですが、なんとか休むことなく毎日をこなしています。
そんななか、今月はヘルニアの手術が立て続けにありました。
一般的にヘルニアというと、多くの方は椎間板ヘルニアの事を想像されると思いますが、ヘルニアとは臓器などが本来ある場所から別の場所に飛び出すことをいいます。椎間板ヘルニアだけでなく、臍ヘルニアや鼠径ヘルニア、会陰ヘルニアなどが僕たちが良く経験するヘルニアです。
今月は椎間板ヘルニアと会陰ヘルニアの手術が続いたんですが、それ以外に心膜横隔膜ヘルニアの手術もありました。この心膜横隔膜ヘルニアは先天性の病気で、横隔膜の形成に異常があって、横隔膜と心臓を取り囲んでいる心膜がつながっていて、お腹の中の臓器(肝臓や腸管)が心膜の中に入ってしまう病気です。症状は無症状の子もいれば、発育が悪い子や、心臓の圧迫で心不全を起こす場合もあります。
今回手術した子は発育が少し悪い以外には大きな異常はなかったのですが、エコーで確認すると、臓器がかなり心臓を圧迫していることがわかりました。飼い主さんははじめ手術を悩まれていましたが、将来のことを考えて、手術されることを決心されました。手術は開腹だけでなく、胸骨を切開して開胸も同時におこなわなければいけませんので、比較的大きな手術です。開胸手術なので、呼吸の管理も大切で術者だけでなく、麻酔係とのチームワークが必要な手術です。でも大きな問題もなく手術は終了し、術後も非常に安定していたので、予定よりもかなりはやく退院できました。これでなんの心配もなく、一生を過ごせます。ココアちゃん、良かったね〜。でも術後一週間でキャットタワーに登るのはやめてね(^_^;)


投稿者:院長


2011.10.12(水)


先日お伝えした登山家 栗城史多君のエベレストからのパブリックビューイングですが、先程メールで事務局のかたから連絡があり、キャンプ4に高地順応のために上がったときに雪に埋めておいたあった食料や水を作るためのガスなどがカラスにやられており、水なしでの登山は命の危険があると言うことで、残念ながらここで下山と言うことになりました。もしかしたら明日ベースキャンプ2での中継があるかもしれませんが、栗城君の体調も良くないと言うことで、まだはっきりわかりません。そのような事情もあるため、残念ながら明日のパブリックビューイングは中止いたします。
とても残念ですが、栗城君とそのスタッフは僕たちの何千倍も、何万倍もくやしいはずです。でも無理をして死んでしまってはなんにもならないと、次を見越しての勇気ある決断です。それを尊重して、次の栗城君のアタックに向けて、気持ちを新たに応援していきたいと思います。
変わりと言っては何ですが、タン君のきりっとした「まて」の写真でもどうぞ。口にきらりと光るよだれがいいでしょ?


投稿者:院長