先日くしゃみと鼻血で紹介いただいたちくわちゃん。
CT検査で鼻腔内に異物のようなものが確認され、鼻腔鏡(鼻の中に入れる細いカメラ)を入れて、異物を摘出しました。これでスッキリするね〜(^_^)。
この子はとても若い子で、腫瘍などではありませんでしたが、実は犬の鼻血は腫瘍が原因のことが非常に多いです。
なかなか検査しにくい場所ということもあって、止血剤などで様子を見ていて、どんどん悪くなってから紹介ということで来院されることが多いんですが、その時には非常に進んでいることが多く、ショックを受けられる飼い主さんも多いです。人と違って犬での鼻血というのはよくない病気の事が多いので、このような症状がある場合は、出来るだけ早く検査を受けてくださいね。
写真の真ん中辺りにある茶色いものが異物です。



先日5月の飼い主様向けカフェセミナー、無事に終わりました!

平日のお昼にも関わらず、熱心に集まってくださった飼い主さん(とワンコ2匹)の中には、
お仕事やご用事終わりに駆けつけてくださった方もおられました。お忙しい中ありがとうございました。




今回は3月に引き続き2回めとなるSFTSウイルス感染症と、シーズン的に気になる熱中症について、2つの話題をとりあげました。
SFTSウイルスはマダニからうつされる人畜共通感染症で、猫とヒトは特に感受性が高いと言われていて致死率も高いです
(猫は60%、ヒトは20%)。
聞きなれないし、なんだか遠いところでの話…と思われるかもしれませんが、近年かなり発生が増えていて、
西日本ではかなりの報告があります。さらに言うと中国地方の中でも広島県と山口県が圧倒的に多いんですよ:;(∩´﹏`∩);:
実際に、当院でも感染している猫ちゃんが治療に来院しました。
基本的にはマダニからうつる病気ですが、感染した動物からヒトへの感染・死亡例も報告されていますから、十分な警戒と注意が必要です。
まだまだわかっていない部分も多いのですが、正しい知識を持つことと、できる予防から始めるのが一番です。
マダニの予防はぜひ、一年中してくださいね。

また、もうすでに真夏のような暑さの日々です。そこで熱中症について、予防や工夫などを含めたお話も紹介しました。
人間も注意喚起されていますが、動物も意外に室内での発生が多いので、室温に気をつけてあげてください。エアコン代も気になりますが、何よりも大事な命を守るためですから、活用してあげてくださいね。

みなさん、どちらの話題も熱心に聞いてくださって、ウンウン、とうなづいたり、時には「へ〜」と言ってメモしてくださったり。
それぞれ普段の疑問もぶつけてくださって、とっても有意義な時間でした。

個人的には、この飼い主様向けセミナーは、普段の診療とはまた違った距離感で、飼い主さんとお話できると距離が縮まったような気もして、とても嬉しく楽しい時間です。

今後もいろんな話題を、いろんなスタッフが行いますので、ぜひご参加下さい!!

ALOHA  副院長 大杉真由子



動物医療センター・ALOHAとあそう動物病院では何年も前から365Hugsというスローガンで、動物たちと飼い主さんを365日守ります、Hugしていますということで、休診日や祝日にも看護師と獣医師が当番で出勤して、入院でお預かりしている動物たちはもちろん、急患の対応を365日やってきました。
今回、そこをさらに一歩すすめて、動物医療センター・ALOHAだけになりますが、365日年中無休での診察を3月からスタートしています(1日だけ、新人の歓迎会で臨時休診をさせてもらいましたが)。
今まで動物医療センター・ALOHAの休診日だった水曜日だけでなく、ゴールデンウィークも、お盆も、お正月も、祝日もいつも診察しています(診察時間が水曜、日曜、祝日は異なりますのでご注意ください)。
あそう動物病院の患者様には今まで同様になりますが、午前中には獣医師が当番で出勤していますし、少しだけ離れますが、ALOHAまでお越しいただければ、両病院でカルテも共有していますので、通常と変わらない診察をさせていただけます。

本当の意味での365Hugsに移行することができるのも、僕の考えに同調してくれて、シフトをやりくりしてくれるスタッフのおかげです。本当にありがとう。

ALOHAの診察は予約制になります。必ず事前に電話またはWeb予約の上、ご来院ください。

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年も動物医療センター・ALOHA、あそう動物病院、Queseraseraをよろしくお願いします。
年末年始も急患が多く、入院はいっぱいでバタバタと新年を迎えています。
猫の尿管結石や犬の腸閉塞などがなぜか続いています。
どの子も快方に向かっていて一安心。
そんななか、昨日退院したダックスのソラくん。トウモロコシの芯の腸閉塞でしたが、12月の初旬から他の病院で膵炎の治療を入院でしていたらしいのですが、改善がないということで年末に転院して来ました。
エコーでは腸閉塞が疑われ、手術が必要だと思われました。ただ、完全な閉塞ではないみたいで腸閉塞の可能性は高いけど、エコーだけで完全に診断できるという感じでもありませんでした。膵炎は内科的に治療する病気ですが、腸閉塞は外科的な治療をしないと直すことができません。この内科的に治療していいか、それとも外科手術が必要かの判断が遅れると、助かる命も助けることができません。
症状が出てから時間が経っていて、ソラくんの衰弱も激しく、待った無しの状態だったので、飼い主さんと相談して手術を前提で麻酔をかけて、手術に入る前にCTで最終確認して手術に入ることになりました。CTでは明らかな異物が確認できて腸閉塞で間違いなかったので、そのまま回復して無事退院できました。本当に良かった。4週間ぶりのご飯は美味しかったね〜(^o^)。でも最終的にはCTで確定診断しましたが、一番はエコーで腸閉塞の可能性が高く、外科手術が必要な可能性が高いと判断したからこそ診断にたどり着けました。
初めに行かれた病院でソラくんが腸閉塞ではなく膵炎と診断されてたのには理由があって、僕たちが膵炎の診断によく使う犬膵特異的リパーゼ(SpeccPL)を検出するキットがあって、このキットができたことで、膵炎の診断が非常にしやすくなったんですが、やはり膵炎以外の消化器疾患でもSpeccPLが上昇することがあります。このSpeccPLが陽性だったので、ソラくんは膵炎と診断されて治療をされていました。おそらくソラくんは腸閉塞が初めにあって、その影響で膵炎を併発していたんだと思われます。キットができて、とても便利になった反面、キットに頼りすぎるとこういう事も起きてしまいます。やはり膵炎は腹部エコーやSpeccPL、その他の血液の結果などで総合的に判断する必要があるという事なんですね。もちろん膵炎以外の病気もそうです。特に自分で症状を訴えない動物の場合、どこにその子を苦しめている異常があるかを検査で見つけれやらなければいけません。
やはりエコーやレントゲンの画像診断はとても大切ですね。
今年も引き続き佐藤先生に循環器外来だけでなく、獣医師のエコーの継続教育に来てもらいます。エコーに限らず昨年以上の診療レベルのアップを全員で取り組んでいきます。


それと、もう一つお知らせがあります。
以前から動物病院を治療する場だけではなく楽しみを提供できる場所にという思いでQueseraseraの併設などを行ってきましたが、もう一つやりたかった事として、動物病院を命をつなぐ場所にしたいという思いがありました。
やっとその思いを形にすることができそうです。ペットマナープロジェクトおのみちさんの協力で、2019年1月からねこの譲渡会を病院で定期的に開催します。
これは是非成功させたいと思っていますので、たくさんの方に病院に猫たちに会いに来て欲しいです。
無料のTNRを始めて15年以上が経過し、1000匹近くの野良猫の避妊去勢手術をやってきました。野良猫を減らす活動だけでなく、新しい飼い主さんを見つける活動にも協力できればと思っています。
2019年は動物病院を命をつなぐ場所にします!


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