病院日記

2004.12.12(日)

投稿者:院長


2004.11.24(水)

今日歯科処置をしたゴールデンのリッティー君、大型犬にしてはたくさんの歯石が付いていたのでおかしいと思っていましたが、歯石を除去してみると歯の表面のエナメル質が広い範囲欠損しているエナメル形成不全でした。
エナメル形成不全は成長期の発熱疾患やテトラサイクリン系の抗生物質の使用によっても起こりますが、大型犬で認められる多くのものは、硬いものを咬んで起こる二次的のものです。
エナメル質が欠損していると象牙質が露出し、知覚過敏や破折を起こしやすくなるばかりでなく、歯への感染も起こす可能性があります。早期に診断して、コンポジットレジンで修復する必要があります。
リッティー君の場合は、すべての歯がそういう状態でしたから、成長期の問題なのかもしれませんが、今の飼い主さんの所に来たのが1才すぎてからなので過去の病歴がわからないため、はっきりした原因はわかりませんでした。
大型犬を飼っている飼い主さん、口の中もチェックしてあげて下さいね。


投稿者:院長


2004.11.23(火)

先日、大阪に動物臨床医学会に参加してきました。
毎年参加していますが、とても大きな学会で、疲れました?。
でも、いくつかの新しい知見を吸収する事ができましたので、日々の診察に行かしたいと思います。
話は変わって、今日は祭日だったので、家族でワタリガニを食べに出かけました。
島にある民宿なんですが、港まで漁船で迎えに来てくれます。漁船で民宿の目の前の砂浜まで送ってもらうと、大量の料理が待っていました。
瀬戸内海で今の時期においしいワタリガニやシャコ、お刺身などたくさんの料理を堪能しました。久しぶりに家族でゆっくり食事ができました。


投稿者:院長


2004.11.01(月)

みなさんのわんこはお口はきれいですか?口臭はありませんか?犬は人と違い、非常に歯石が付きやすく、歯周病になりやすい動物です。この写真のわんこも外見はそれほど歯石が付いているようにはみえません。でも、歯周ポケットを測ってみると正常の4倍程度ありました。


そこで歯のレントゲン写真を撮ってみると・・・思った以上に犬歯と第3切歯の歯槽骨(歯の入っている顎の骨)の吸収が起こっており、このまま行くと口鼻瘻管といって口と鼻腔(鼻の穴)が繋がってしまいます。そうなるとくしゃみや鼻水、鼻血などの症状が止まらなくなります。外見から見える歯石以上にポケットの部分の歯石の除去がとても大切です。普段からの歯磨きもとっても大切です。パートナーのお口にも注意をはらってあげてくださいね。


投稿者:院長


2004.10.13(水)

みなさん、これなんだかわかりますか?
そうです。赤い羽根募金の赤い羽根です。これは6ヶ月のプードルが食べてしまったものです。
昨日の昼のことでした。予定されていた手術を行っていると、飼い主さんが病院に駆け込んできました。赤い羽根を食べてしまったと言うことです。手術をやめるわけにはいきませんので、手術が終わって、すぐにレントゲンを撮影してみました。すると胃内に針が写っています。飼い主さんと相談のし、まず内視鏡での摘出を行うことになりました。犬が小さいので、もし内視鏡で摘出できなかった場合、手術を行う予定でした。でも、無事に内視鏡で摘出することができ、この子はおなかをきらずにすみました。ほんと、よかったですね。


投稿者:院長