「動物は痛みを感じるのか?」
嘘のような話ですが、このようなことが議論されていた時代がありました。
その当時は動物に対する痛みの研究もあまりされておらず、手術を行う際にも十分な鎮痛(ペインコントロール)も行われていませんでした。
今では人と同じように動物も痛みを感じるというのは当たり前の事実として認識されています。
しかし、残念なことに多くの動物病院で積極的に動物に対するペインコントロールがされているかというとそうではありません。むしろあまり積極的に行っていない動物病院の方が多いのが実情です。
人では手術の際に麻酔科医が麻酔を担当します。
つまり麻酔やペインコントロールを専門に行う医師がいるということです。
実は動物医療の世界にも麻酔科医はいます。ただ、まだ非常に少ないというのが現状です。

私たちは少しでも動物の痛みや不安を取り除くために、私たちに何ができるかいつも考えています。
その中の一つとして、麻酔科医の先生に定期的に来てもらって、麻酔についてもらうことで、動物の負担だけでなく、飼い主さんの不安も少しでも減らしたいと思っています。
また、スタッフ教育も同時におこなってもらっています。
当院で働く獣医師が将来、動物の麻酔科医として独り立ちして欲しいと本気で考えています。
この動物の麻酔と鎮痛のページを作ったのも、多くの獣医師、そして飼い主さんにこのページを見てもらって、もっとたくさんの麻酔科医が今後でてきて、そして多くの動物病院で麻酔科医が麻酔をおこなうという時代が来て欲しいと考えたからです。

ALOHAに今勤務している看護師が就職前の見学に来た時に、麻酔科医の先生の麻酔や鎮痛をうけた動物がとてもおだやかに麻酔から覚めていくのをみて、「今働いている病院は手術後の動物が麻酔から覚醒(さめる)する時に、痛そうにきゃんきゃんなきながら覚めていくのに、どうしてこの子たちはみんなおだやかに覚醒していくんですか」と泣きながら話してくれたことがとても印象的でした。

麻酔とは本来、動物に不安や痛みを与えずに治療をおこなうもので、動物の心と体を守るためのものです。
ウィキペディアにも麻酔についてこう書いてあります。
「麻酔(ますい、痲酔とも)とは、薬物などによって人為的に疼痛をはじめとする感覚をなくすことである。主に医療で治療などにおける患者・動物の苦痛を軽減させると同時に、筋の緊張を抑える目的で用いられる。これにより、手術を受けることができ、また、耐え難い苦痛を取り除くことができる。

麻酔に対して飼い主さんが不安を感じられるお気持ちはとてもよく分かります。少しでもその不安や心配を取り除けるように努力していきたいと思います。ご質問があれば、遠慮なくスタッフに声をおかけ下さい。


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